ふじみ茶屋登山口を、出発の時にも小雨が、降って居また。
初心者組 A級組 B級組 と三班に分かれ 私は初心者組
乙女峠をめざして歩き出しましたが 無常な雨が降ってきました。
30分登った頃から強い雨になつて来た
足元は、田圃のように、ぬかるみ
足が重くなり どんどん 列から遅れる。A級組の男性が ぴったり
私に、優しく付き添ってくれる。私は必至で登るが、
大小の岩や石や老木が滑る 足は、田圃から上がって来たように泥んこだ
頑張るが 足が泥で滑る リック 荷物は、男性が持ってくれる
ピッケルも借りる 先に進み、私の手を引っ張りあげるくれる
「もう少し頑張れば、乙女峠ですよ」 乙女峠着いた時、先発組の人が休で居た。
さ~あ 後まだまだ難所は、これからですよ~ もっと厳しくなってきますから
頑張りましょうね と言われた。 この時雨は、本降りでした、付き添う男性が
心配そうに私の顔を見ながら優しく 「大丈夫ですか ここから下山しますか~」
と私に言った。 頑張って登って行く人達の後ろ姿が見える
雨は降って居る 悔しいかったが、皆に迷惑が掛かる
暫く考え 「おりる事にします」 と私は答えました 残念だ
乙女峠 まで 3分の2まで登ってのですからと、下山途中私を慰めてくれる
ぬかるむ山道の下山も至難だ 私は、一足先に下山集合場所に着き 登頂者を待た。
身体中泥だらけで、新田次郎 の八甲田山 遭難を思わせる
光景で降りて来たが、皆の顔には、達成感が見える。 雨は、ますます 強く降って居る。
今回の金時山ハイキングは、素晴らしい富士山 箱根の展望
などを見る事の出来ない想定外のハイキングでした。