帰宅難民

外出中だったのですが、当日中に歩いて帰りました。


地震から一夜明けて思ったこと。


当たり前ですが携帯電話は通じませんでした。

携帯でのメール、facebookへの書き込みは問題なく使用でしました。

電話の掛けすぎ、ワンセグでの情報収集等でバッテリーはすぐに無くなってしまいました。。

震源が宮城県沖、震度７の情報は早くに分かっていたのですが、肝心の東京の状況が分かりませんでした。

一番知りたかったのは、止まっている電車が直ぐに動くのかどうか。

留まっているビルのエレベータが動くのかどうか。（３４階に居たので）

電車が当分再開しそうも無いことは最寄り駅に行って始めて分かりました。

震源が宮城で東京は震度４？５？程度との情報だったので、交通がマヒするとは思っていませんでした。


出先とはいえ、歩いて帰るルートは分かっていました。

正確な距離は分かりませんが、歩くと３時間ぐらい掛かるかなと予想していました。
（実際に歩いてみると予想通りの時間で帰ることができました）

革靴だったので、歩き出すのになかなか思い切れない。

しばらく様子を見ていましたが、２時間後にようやく行動を起こす。

完全に出遅れていました。

新宿駅のタクシー乗り場は物凄い列。
多分５００ｍぐらい並んでいました。

まずは皇居に向かって甲州街道を歩き出します。

凄い人が自宅に向かって歩いている。

人の流れに逆らって歩くので思うように進めない。

車はさらに凄い渋滞で、歩きのほうが速いくらい。


車道に対して左側通行（一方通行）を徹底すれば、もう少しスムーズに歩けるのに何て思いながらひたすら歩く。

家族とは連絡が取れていない。

ひたすら歩く。

ランニングシューズだったら走って帰るのにと思う。

ひたすら歩く。

無事に自宅にマンションに到着するも、エレベータは止まっている。

最後の階段登りの末、よやく家族が無事なことを知りました。


普段のランニングや山登りが役に立ちました。