7日は柱脚の施工でした。昨日行けなかったので本日誰もいない現場でゆっくり写真を撮ってきました。
基礎と地中梁の施工される部分を除いて土が掘られた状態です。この残った土も重要で1階の土間コンクリートを支える役目を担わなければなりません。
柱状改良後、地業、捨てコン打設を行い、柱脚の位置を墨出ししての施工になります。「捨てコン」というのは捨てるコンクリートという寂しい名称ですが、大事な墨出しのためやレベル調整のため、また今回はアンカーフレーム固定という役目を担っている縁の下の力持ち的なコンクリートなのです。
こうやって柱脚をセットしてから、基礎の配筋、柱型の配筋、地中梁の配筋、そして型枠を建て込んでコンクリート打ちとなります。アンカーボルトと後で施工する鉄筋の位置と干渉しないように配慮するのも構造設計者の仕事。今回は基礎が偏心することで基礎底盤筋、柱型、地中梁の主筋がラップしてきますが、アンカーボルトが4本なので比較的余裕がありそうです。
上の写真の一番上の鉄板はベースプレートではありません。位置を固定するとりあえずのものです。ベースプレート自体は40mmと36mmの厚さがあり鉄骨工場で柱に溶接されて鉄骨建方時にお目見えします。捨てコン部分から伸びているL形鋼はアンカーフレームと言ってこれもアンカーボルトの位置を固定するために設置されます。ここにある構造的な役割を担う大切なものは太い35mmのアンカーボルト4本と先端の定着ナットです。あとは鉄筋配筋時やコンクリート打ちの時に位置を保持する補助的なものと言っていいでしょう。
アンカーボルト先端には定着ナットというものがつきます。このナットに緩み止めのクサビが打ち込まれているのがわかりますか?
寸法精度は高さ±5mm以内、位置±5mm以内で施工されます。
基礎と地中梁の施工される部分を除いて土が掘られた状態です。この残った土も重要で1階の土間コンクリートを支える役目を担わなければなりません。
柱状改良後、地業、捨てコン打設を行い、柱脚の位置を墨出ししての施工になります。「捨てコン」というのは捨てるコンクリートという寂しい名称ですが、大事な墨出しのためやレベル調整のため、また今回はアンカーフレーム固定という役目を担っている縁の下の力持ち的なコンクリートなのです。
こうやって柱脚をセットしてから、基礎の配筋、柱型の配筋、地中梁の配筋、そして型枠を建て込んでコンクリート打ちとなります。アンカーボルトと後で施工する鉄筋の位置と干渉しないように配慮するのも構造設計者の仕事。今回は基礎が偏心することで基礎底盤筋、柱型、地中梁の主筋がラップしてきますが、アンカーボルトが4本なので比較的余裕がありそうです。
上の写真の一番上の鉄板はベースプレートではありません。位置を固定するとりあえずのものです。ベースプレート自体は40mmと36mmの厚さがあり鉄骨工場で柱に溶接されて鉄骨建方時にお目見えします。捨てコン部分から伸びているL形鋼はアンカーフレームと言ってこれもアンカーボルトの位置を固定するために設置されます。ここにある構造的な役割を担う大切なものは太い35mmのアンカーボルト4本と先端の定着ナットです。あとは鉄筋配筋時やコンクリート打ちの時に位置を保持する補助的なものと言っていいでしょう。
アンカーボルト先端には定着ナットというものがつきます。このナットに緩み止めのクサビが打ち込まれているのがわかりますか?
寸法精度は高さ±5mm以内、位置±5mm以内で施工されます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます