ユダヤ人とはパーリア民族()であった。
インドのカースト制と違うところは、
1.カースト秩序のないような環境世界の中で、
1つのパーリア民族であった。
2.救済の約束が違う
インドのカーストでは、現世のカーストにふさわしいふるまいをすれば、来世で上級カーストへ生まれ変わる。
ユダヤでは、この世界の社会的秩序は、将来約束されたものとは正反対のものに変えられていて、将来もう一度ひっくり返されるべきものと考えられた。
3.ユダヤ人の行為とそれに対する神の反応がこの世界の現在の諸秩序であり、であるがゆえに、非合理的救済探求や魔術からも解放されていた、合理的な世俗内的行為の宗教倫理。
合理的だよね。
あえて書くなら、合利的かな。
現在のキリスト教やユダヤ教を考えるときに参考となる本です。