図書館の企画展示で、スタッフの「ワタシの一冊」というのをやるそうだ。
自分の思い出の一冊、人生を変えた一冊、大好きな本、ジャンルは問わず、150字以内でまとめよ、と
用紙が配られた。
そうなるともう、これでしょ。
「葡萄が目にしみる」林真理子
数ある林真理子さんの著書で、私はこれが最高傑作だと思うし、彼女の原点であると思う。しかしこの本、古いし薄いし、あまり置いてないんだよね。しかし、先日文庫の書架でみつけた!しかも新しい。New図書館の蔵書として買ったのですね。今度借りてみよう、と思った矢先にこの企画が。借りようと思ったら借りられてた(;'∀') なので複本を借りたら年季の入った、ボロい本が来た。改めて読んでみたけど、やっぱりいいね。自分の高校時代を思い出して胸が痛くなる。しかし、これを150字にまとめるのがなかなか大変。たかが150字、されど150字。思いをうまく伝えられないもどかしさ。何度も書き直してやっとのことでまとめた。ああ、やっぱり普段から思いを文章にしておかないとダメですね。
これがどういう感じで展示されるのか、他の人がどんな本を選ぶのかも興味あるな。