和装小物である帯締めを作ってはいますが、昔から着て慣れ親しんでいた訳ではありません。
着物を着たのは…
小さい頃、七五三で着せてもらった。(何本も紐を巻きつけられた!)
成人式で振袖。(着せてもらうのに夜明けとともに美容院へ行き、帯をギューッと締められた)
卒業式で振袖。(夜明けとともに…)
このくらい。
社会人になってからは、友人の結婚式やディナーショー(!)ですね。
20代半ばにもなると、結婚式におよばれすることが増えました。
ある時、振袖で出席した友人がいたのですが、彼女が“登場”した途端、会場の人たちが注目し一気に場が華やいだのを今でもよく覚えています。
まさに結婚式の会場に華を添えていました。
そして何より羨ましかった(本心・笑)
その後、別の結婚式に出席する時には“もちろん”成人式で着た振袖を着ました。
会場では周りの方から素敵だね、と声をかけられ、何より、新婦そしてご親族の方から振袖を着てくれてありがとうと感謝される1日。
“あの時”友人が感じたであろう感覚。
その頃コーディネートや格がどうとかというのはよく分からず、マナー本を読んだところ、
「未婚女性の第一礼装は(結婚式には)振袖」
とあったので、帯、帯締めなどの小物類も全て同じ。
いま振り返るともっと明るい色づかいの小物を取り入れたら良かったかな、とも思いますが…
(着付け代がかかったものの、毎回のように新調していたワンピースを買わずに済んだのも助かりました😂)
着物って、季節や場面などによって選ぶ着物・帯の種類が異なるし、着るのも大変で何だか難しそう!
…というイメージを持つ方は多いですよね。
私自身がそうだったのですが(笑)
それでも、それを上回る「着物って素敵!楽しい!」の気持ちがありました。
この気持ちが今の仕事にも繋がり、ベースにもなっています。
そうだ、30代半ばでしたが着納め!と結納の際に振袖を着たんだった。
成人式に誂えてもらったもの。
大人っぽい色合いです。
ようやくこの歳になってしっくりきた感じ😌
(この時の身につけたものに関して実は“裏話”もあって。それはまた改めて…しないかもしれませんが😅催事で聞かれればお話しちゃうかも)