梅雨入りしたものの、こちら伊賀では空梅雨かと思えるほど雨の日は少なく、そのまま夏になるのかと思えば雨続きだったり。
そんな中、夏至を迎え、今年は中々暦通りにはならないものだな…と思っていましたが、太陽の傾きは間違いなく暦を教えてくれていて、2日前(6/20)の夕焼け。
茜色から淡いピンク、ほのかなグレーへのグラデーション。
見事でしたね。
午後7時過ぎでした。
今日からはこの日の入りも早くなっていくんですね。しみじみ。
そして本題ですが😌
夏至の日、近所の天神さん(菅原神社)に茅の輪が設置されていましたので早速「茅の輪くぐり」をしてきました。
茅の輪くぐり。
「茅(かや)」で作った大きな輪を、「唱え詞」を唱えながらくぐることで、この半年の穢れを落とし、また無病息災を願う、というものらしいです。
茅の輪くぐりは、6月30日頃に行われる「夏越の祓」で行われる神事ですが、いち早くくぐってしまいました。
小さい頃、地元で茅の輪くぐりという行事(習慣)を見たこともしたこともなかったので…💦
調べるとその由来は日本神話まで遡るとのこと。
備後国(現在の広島県東部)に住む蘇民将来が、宿を求めて訪れた旅人(スサノオノミコト)を貧しいながらも手厚くもてなし、その御礼にと茅の輪を授けられ、その茅の輪を腰につけると当時流行っていた疫病から逃れられ、子孫繁栄した、という話からだそうです。
私が知らなかっただけでした😅
因みに、くぐりながら唱える「唱え詞」
「水無月の夏越の祓する人はちとせの命延ぶというなり」
呪文のようですが、こちらは後拾遺和歌集(読み人知らず)に収められた歌とのこと。
毎年覚えたつもりになっていますが、翌年になると「あれなんだっけ」ともう忘れています💦
ぺこり
この茅の輪、組紐で表現できそうだわ(ブレスレットに…)と思うあたり、雑念だらけ(笑)
皆さまも地元の神社の茅の輪くぐりに出かけてみてくださいね。