会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

狙われるマンション修繕積立金 管理会社の横領相次ぐ

狙われるマンション修繕積立金 管理会社の横領相次ぐ

マンションの修繕積立金を、管理会社側が横領する事件が全国で相次いでいるという記事。

「首都圏で70物件を管理していた東洋ビル管理(東京)は03年に倒産後、50物件で計約1億8千万円が会社の運転資金に使い込まれていたことが発覚した。管理会社を信頼して、白紙の払い戻し請求書に組合の印鑑を押してあらかじめ渡したり、印鑑を預けたりしていた管理組合もあった。

 石川県の不動産会社・シーピーは、金沢市や同県野々市町の14の管理組合から、03~07年に計約5億円を200回以上にわたって着服。横領を隠すため、組合口座の残高証明書を偽造していた。・・・」

管理会社の従業員個人による横領も多いようです。

「業界最大手の大京アステージ沖縄支店でも昨年3月、19の管理組合から計8千万円を着服していたことが発覚。担当社員が8年にわたって口座の残高証明書を偽造して見つからないようにしていた。長崎市でも、太平ビルサービスの元社員が印鑑を偽造し、1億8千万円を着服していた。」
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