会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

キヤノン、初の女性取締役に伊藤明子・前消費者庁長官(日経より)

キヤノン、初の女性取締役に伊藤明子・前消費者庁長官

キヤノンが、来年3月の株主総会で初の女性取締役を選ぶという記事。

「キヤノンは7日、2024年3月の定時株主総会に諮る新たな取締役候補を発表した。前消費者庁長官の伊藤明子氏を社外取締役に迎える。伊藤氏はキヤノン初の女性取締役となる。同社は取締役会に女性がいないことが問題視され、23年の株主総会で経営陣への賛成率が急落していた。」

「同社は7月1日に企業統治の改善を担う「コーポレートガバナンス推進室」を立ち上げ、24年3月の株主総会に向けて女性取締役の選任を進めていた。」

社外取締役の顔ぶれは...

「社外取締役は2人増員して4人とする。元最高裁判所判事の池上政幸氏、元環境次官の鈴木正規氏が社外取締役に就く。現社外取締役で弁護士の斉田国太郎氏(元大阪高検検事長)は退任する。」

役人上がりが好きなようです。

取締役の異動に関するお知らせ(キヤノン)(PDFファイル)

それにしても、来年3月の総会の話なのに、こんなに早く発表するものなのでしょうか。

当サイトの関連記事(2023年4月)(キヤノンの株主総会で御手洗氏再任への賛成率が低くなったことを取り上げた記事について)

その2(2023年7月)(ハーモニック・ドライブ・システムズ社の初の女性取締役について)(この会社で選ばれたのは会計士)

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