会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

デロイト、「同意なき買収」対策の新会社 価値向上を助言(日経より)

デロイト、「同意なき買収」対策の新会社 価値向上を助言

デロイトトーマツが、企業の価値向上策を専門で助言する会社を立ち上げたという記事。

「「デロイトトーマツエクイティアドバイザリー合同会社」を設立した。時価総額が数百億円から数千億円の企業を主要な顧客として想定する。平時の価値向上策株主提案などの有事の緊急的な対策を一体で提供する。

アクティビストらが求める株価の水準や資本コストの改善を予測し、事業と資本の両方の戦略を提案する。グループで抱える人事やガバナンス(企業統治)などに関するコンサルティングの機能も組み合わせる。」

「株主判明調査サービス」も始めるそうです。

デロイトトーマツのプレスリリース。

デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社が事業を開始

「アクティビストによる株主提案をはじめとする企業への働きかけの増加に伴い、企業の自律的な経営を維持するための企業価値向上策の策定と実行、資本市場での信任獲得の重要性が増しています。企業価値は資本市場の評価である株主価値を中核とした定量的な概念*です。DTEAは将来キャッシュ・フローと資本コストを軸とした企業価値向上策の策定と実行投資家との戦略的エンゲージメント一貫して支援することで、企業の自律的な変革を支え日本企業の経営基盤の強化に貢献します。」

アクティビストをやっつけるための助言をしてくれるわけではなさそうです。

コメント一覧

グローバルおもてなし
なにやらインバウンド観光なんかも関係するのかな?
サムライ東京
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム、人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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