KPMG FAS、事業ポートフォリオの転換を実現に導く新たなサービスの提供を開始
少し前の日経でも取り上げていましたが(→当サイトの関連記事)、KPMG FASが、事業ポートフォリオの構造改革を実現し、PBR向上を支援するサービスを開始するというプレスリリース(2024年4月8日)。
「2023年3月に東証より「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」が発表され、上場企業は「PBR1倍割れ問題」への対応策を進めています。低PBR脱却にとどまらず、投資家の期待に見合ったPBR実現に向けては積極的な事業ポートフォリオの転換が欠かせません。当社では、本サービスを通じて、日本企業が抱える低成長・低収益事業の改革を支援し、企業のPBR向上に向けた取組みを総合的に後押しします。本サービスは長年培った経営戦略やM&A、事業改革アドバイザリーのノウハウを統合し、KPMG FASの全部門が連携し一気通貫して支援するものです。」
サービス内容を見ると、事業ポートフォリオの価値評価を行った上で、必要であれば、事業を切り売りする(事業ポートフォリオの転換というのは要するにそういうことです)のを助けるというもののようです。
単なる助言だけでなく、事業を切り売りするところに絡んで、稼ごうということでしょうか。