日本証券業協会が、「仕組み債」の販売に関するガイドラインの改定案を公表したという記事。
「一定の投資経験がない顧客や損失が発生した場合に人生設計の実現が困難になる顧客を販売対象外とし、投資経験者や保有金融資産が一定以上の顧客に販売対象を限定する。」
「販売する商品の妥当性や販売対象顧客の選定、苦情の把握などに経営陣の適切な関与を求める。商品の説明資料には「複雑な仕組み債」である旨や、投資初心者向けの商品ではないこと、長期安定的な資産運用向けの商品ではないなどリスク特性などの表示も求める。」
たぶん、仕組み債の損失で人生設計の実現が困難になった顧客がいたのでしょう。
「仕組み債」販売対象限定など 自主規制強化へ 日本証券業協会(NHK)
「日本証券業協会は15日、2011年に定めた「仕組み債」の販売に関するガイドラインを改定し、自主的な規制を強化することを発表しました。
新たなガイドラインでは、
▽販売の対象を一定の投資経験がある顧客に限定することや、
▽損失リスクがあることを気づきやすい場所に記載すること、
それに
▽金融商品を販売する金融機関などの代表者が、販売の過程が適切だったか検証することなどを求めています。」
パブリックコメントの募集について(日本証券業協会)(PDFファイル)