三洋電機の不正決算を扱った記事。会計士と会社とのやり取りについてふれています。
「03年5月5日、大阪府守口市の三洋本社で中央青山監査法人の会計士と三洋幹部が打ち合わせをした。議事録を元にやりとりを再現すると――。
会計士 「03年3月末時点で未処理損失が単体で22億円見つかった。『05年3月期までに適切に処理する』と確約してくれれば不問にする」
三洋幹部 「05年3月期まででは、処理に必要な資金の手当てが付かない。何とか06年3月期まで延ばせないか」
同様に損失処理の先送りを話し合った記録は、01年春から04年秋ごろまで何度も出てくる。」
議事録といっても、会社側の一方的なメモでしょう。そんなものでも会計士が不正な決算を認めた証拠になってしまうのはこわい話です。
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