ライブドア事件で証券取引法違反罪に問われた元公認会計士の控訴審判決で、懲役10月の実刑とした一審判決が破棄され、執行猶予4年が言い渡されたという記事。
LD事件で1審実刑の公認会計士 2審は猶予判決
「弁護側は、1審で無罪主張したが、2審では起訴事実を認め、「事件への関与は従属的だった」と執行猶予判決を求めていた。」
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訴えられているもう一人の会計士の方は、控訴審でも無罪を主張しています。
完全な部外者としては、ライブドアの会計処理(投資事業組合による自己株の売却に関するもの)が、当時の会計基準に照らして本当に違反だったのかという点を徹底的に突き詰めてほしいという気はしますが、実刑と執行猶予とでは、本人にとってダメージがまったく違うので、やむをえないのでしょう。
企業会計2008年10月号目次
「連結範囲のグレーゾーンを考える」という特集をやっています。しかし、司法の世界ではグレーゾーンなど存在しないのかもしれません。
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