ASBJ、企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」等を公表(細かい話ですが、URLが「2023」というディレクトリーになっているのが気になりました。https://kpmg.com/jp/ja/home/insights/2023/05/jgaap-news-flash-2023-05-12.html)
2024年9月13日(金)に、企業会計基準委員会(ASBJ)から公表された「リースに関する会計基準」等の解説記事。
PDFで、全14ページです。
「本会計基準等のポイント
【会計処理モデル】
借手:原則としてすべてのリースについて使用権資産及びリース負債を計上する使用権モデル並びに費用配分の方法としてIFRS第16号と同様の単一の会計処理モデルを採用しています。
貸手:現行基準を踏襲してリースをファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、それぞれに対応する2つの会計処理モデルを採用しています。
【会計処理の基本方針】
借手:IFRS第16号と同様の単一の会計処理モデルを採用する一方、IFRS第16号のすべての定めを取り入れるのではなく、主要な定めの内容のみを取り入れています。
貸手:一部を除き、基本的に現行基準の定めを踏襲しています。
【適用時期等】
2027年4月1日以後開始する年度からの適用とし、早期適用も認められています。
適用初年度においては、遡及適用を原則としつつ、遡及適用による累積的影響額を適用初年度の期首の利益剰余金に加減することが認められています。また、様々な経過措置が設けられています。」