東京電力が公表した廃炉工程表についての記事。
「東京電力が21日に公表した福島第1原発1~4号機の廃炉工程表で、廃炉に必要な費用を明記しなかったのは、廃炉費用が膨大になることを認めると会計上の処理を迫られて債務超過に陥り、企業として存続できなくなる可能性があるためだ。・・・
最長40年かかるとされる廃炉作業は、多くの困難を伴う上、費用がどこまで膨れ上がるか現段階では見通しにくい。政府の第三者委員会は10月、廃炉に1兆1510億円が必要と試算しており、東電も約9400億円を経費として会計処理する方針を決めている。
だが、「費用が膨れ上がるのは確実。2000億円余を追加計上するだけで済むはずがない」(東電幹部)のが実態だ。「廃炉費用総額を一括で処理すれば東電は即、経営破綻する」(経済産業省幹部)との指摘もある。・・・」
見積もるべき損失をあえて見積もらないというのは粉飾では・・・。
廃炉費用の扱いで帰趨が決定
東京電力の実質国有化問題(ダイヤモンドオンライン)
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