東証1部上場の丸善が、「プリンストン債」に関する訴訟において、資金管理を行っていた金融機関3社との間に和解が成立し、2008年1月期で特別利益を計上するという記事。
和解金は8億円ですが、日経記事によれば、プリンストン債に関連して2000年3月期に計上した特別損失は約56億円にものぼります。
プリンストン債についてはこちらをどうぞ(前にものせたことがあります)。
世の中はリベートで動いている
海外での裁判とはいえ、プリンストン債に関与した金融機関が賠償金を支払っている点も注目されます。日本でも、IT企業の粉飾を見逃して上場させたような証券会社などはどんどん訴えるべきでしょう。もちろんその場合は監査人も道連れになる可能性が高いのですが・・・。
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