税務調査の心得を紹介した記事。監査人にとっても、マナーとして参考になる部分がありそうです(当然各監査法人で教育していると思いますが)。
「ある国税局では、調査官が現場で最低限留意すべき事項として「現況調査心得7ヵ条」を定め、トラブル防止に努めているという。」
「・・・第2条は「毅然たる態度で、応対丁寧に」。これは調査対象者に過大な緊張感や不安感、不信感を与えないための配慮だ。
第3条は「現況は、相手が開けて出すのが基本」。帳票類などの確認は、調査官がもっとも慎重になる行動のひとつ。調査対象者の立会いを求め、金庫や机の引出し、カバンなどの中を確認する場合は、相手に出してもらって確認すること。承諾なしに直接手を触れてはならない。・・・」
「第5条は「絶対に現金には手を触れない」。調査官が最も気を遣うのが現金の扱いだ。第6条は「書類等の借用・返却は確実に」。・・・第7条は「終わったら、整理・整頓忘れずに」。調査対象者に事後の不快感が残らないようにする配慮。同時に、調査関係書類などの置き忘れをしないための注意事項でもある。」
(現金実査の場合には現金に触れざるを得ませんが、その場合は監査先担当者の立会が必須です。)
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