当サイトでも先日取り上げた、雪国まいたけの経営陣入れ替え「事件」の少し詳しい記事。単なるお家騒動ではなく、不正会計問題とも関係しています。
「動議提案の大平安夫氏は、創業者、大平喜信氏の弟。また、同社の発行済み株式の20%を大平喜信氏が保有し、大平喜信氏の資産管理会社が約32%を持つため、「創業家が賛成したことで動議が可決された」(同社の人事・総務担当)という。」
「昨年11月に東証に出した報告書では「創業家兼大株主の影響を受けないようにする」と明記していた。今回の動議可決が創業家からの影響にあたるかをどう評価するかが問題視される。
30日には同社が東証に事態を説明。今後は改善報告書に照らして、東証が創業家が関与したと判断するかどうかに注目が集まる。」
会社は株主のものと考えれば、合計で52%保有する創業者側が好きなように経営陣を選ぶのは当然といえますが、上場会社としてそれが認められるかどうかは別問題です。東証の見識が問われます。
雪国まいたけ、創業家が経営陣を排除 不正経理の改善報告書を反故、上場廃止の懸念も(ビジネスジャーナル)
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