会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

甲南大学特別客員教授・加護野忠男 真に競争力増す企業統治制度を(産経より)

甲南大学特別客員教授・加護野忠男 真に競争力増す企業統治制度を

著名な経営学者が書いた、企業統治制度を取り上げた論説記事です。J-SOXにもかみついています。

「制度改革の中でも特に罪が大きかったのは、次の2つである。

 1つは株主代表訴訟を容易に提起できるようにした改革である。・・・

 もう1つは財務報告に関する内部統制制度である。内部統制の強化は、働く人々を窒息させんばかりのルール主義を蔓延(まんえん)させた。ルールを現場で柔軟に変更する「カイゼン」が、日本企業独特の強みだったのに、その「カイゼン」力が奪われてしまった

このような弊害の多い制度を定めた法律は、早急に改められるべきである。法律改正によって日本企業が元気になれれば、経済再生はより力強いものになるだろう。法人税減税より効果的であり、財政負担も少なくてすむ。」
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事