飯田グループホールディングス(東証プライム)の社長の公私混同やパワハラを批判する告発文書が監査役などに送付され、監査役らが調査を始めているという記事。
公私混同疑惑については...
「公私混同に関する疑惑も綴られている。
〈家族が懇意にしている教会の施工に関し、従業員を使って施工させ〉ているとある。
「東京・杉並区にある教会に兼井氏の奥さんが通っています。その縁があって、ファーストウッドが施工を請け負いました」(飯田GHD関係者)
この教会の建て替え工事は昨年9月に始まり、今年2月に完成。
「約200平米の土地に建てられ、地下室もある。屋根の部分にはドームがあり、アーチ形に加工した特殊な木材も必要です。通常より手間のかかる建物にもかかわらず、この仕事には儲けが出なかったばかりか、最終的には数百万円の赤字が出ていると社内で囁かれているのです」(同前)」
4名の監査役が取材に応じたそうです。
「――告発文書に関して、監査を行っている?
「文書を受け取って、監査役会で共有しながら現在調査を続けています。兼井社長は兼務の状況も多いので、調べるところが大変多く、時間は相当かかるだろうなというところです」」
経営的にはこちらの問題の方が重要と思われますが...
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飯田グループ、買収直後の「ロシアリスク」に苦悩
心血注いだロシア事業が暗転、評判悪化懸念も(東洋経済)(要無料登録)
「分譲戸建て住宅の国内最大手、飯田グループホールディングス(GHD)が「ロシアリスク」で苦境に立たされている。
今年1月にロシアの林業大手「ロシアフォレストプロダクツ」(RFP)を買収したが、そのわずか1カ月後にロシアがウクライナ侵攻を開始したためだ。」
「飯田GHDは今年1月に融資とあわせ600億円を投じてRFP株75%を買い取って子会社化したが、その後1カ月あまりでロシアがウクライナに侵攻し、事態は暗転した。」
「足元での業績影響は限定的のようだ。「財務的には直ちに損益に影響する大きな要因はなく、(為替については)ウクライナ侵攻前よりルーブル高になっているため、マイナスの影響は出ていない」(西野弘専務)と説明した。」
「RFP買収を実行した2022年3月期末にのれん(買収額と純資産との差額)が前期比で約204億円増加しており、これがRFPののれん代を含むとみられるが、「減損テストを実施した結果、減損は計上しないことになった」(同幹部)という。」
この会社も一応上場会社です。24日に株主総会だそうです。
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エイベックス松浦会長がYouTubeで「深田恭子」「北川景子」を中傷 聞くに堪えない暴言の中身とは(デイリー新潮)
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