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GPIF:日本版スチュワードシップ・コード受け入れ(ブルームバーグより)

GPIF:日本版スチュワードシップ・コード受け入れ

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF )が、「日本版スチュワードシップ・コード」を受け入れるという記事。投資先企業に影響が出るかもしれない話です。

「ウェブサイトの資料によると、国内株22.1兆円を抱えるGPIFは今後、スチュワードシップ責任を果たすための方針を策定し、公表する。運用スタイルごとにGPIFの考え方を明らかにする一方、株主議決権行使については共通の考え方を示す。株主議決権の行使等を直接行わないため、運用委託機関を通じて実施。利益相反については、運用委託先に明確な方針の策定と実施状況の報告を求め、結果を公表する。

方針の策定後は、運用委託機関の選定時や毎年の総合評価時にヒアリングして実施状況を把握。各年度の実施状況の概要を公表する。運用委託先の評価に際しては、他の条件が同じ場合には、スチュワードシップ責任をより果たしていると考えられる先を高く評価する。」

「金融庁の有識者検討会は2月、英国の事例を参考に「『責任ある機関投資家』の諸原則-日本版スチュワードシップ・コード」を策定。投資先企業との目的を持った対話(エンゲージメント)などで質の高いガバナンスを実現し、企業の価値向上や持続的成長を促す狙いがある。投資家が責任を果たすための明確な方針、それに際し管理すべき利益相反に関する方針、議決権行使と行使結果の公表に関する方針などの策定と公表を求めている。」

スチュワードシップコード、100社超の機関投資家が受け入れ表明=関係筋(ロイターより)

「金融庁は、スチュワードシップ・コードの受け入れを表明した機関投資家を6月上旬に公表する予定にしている。」

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