東証二部市場に上場する投資会社を取り上げたコラム記事。関与している会計士があやしげな動きをしているのだそうです。
「現在の社長にも会社の財産を私物化して特別背任の疑いが浮上しているうえ、2年余り前に発行された新株予約権のやり取りにも不明朗な点が多いとして、これらが社内で問題視されているという。
ファクタ編集部は“strictly confidential”と書かれた内部文書を入手した。現社長に退陣を迫る一派が作成したもので、新株予約権がどこの誰に譲渡されたのかが図で示されているほか、会社から外部の会計事務所に支払われたファイナンシャル・アドバイザー(FA)手数料が、社長の親密先にキックバックされていることも「事実関係図」として記載されている。」
「新株予約権のスキーム作りに関わった公認会計士も札付きの人物らしい。新株予約権の譲渡を受ける香港の投資ファンドは、実はこの会計士が用意した“ハコ”で、昨年6月に民事再生法を申請したインデックスの不透明な資金のやり取りにも間接的に関与していることが会社登記などから読み取れる。こんなハコを自ら用立てる会計士など、資本市場のゲートキーパーの風上にもおけない。
インデックスの事件に絡んで一部のテレビ局は、この会計士に取材を申し込もうと追いかけているが、当の会計士は逃げ回って出て来ないという。この会計士は日本公認会計士協会のIFRS監査会計特別委員会の委員に就いていたというのだから、協会もよほど襟を正さなければなるまい。」
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