「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ(WG)」を設置します
「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ(WG)」という長い名前の会議体を設置するという経済産業省のプレスリリース(2022年12月12日)。
「企業によるサステナビリティ関連データの正確かつ効率的な収集及び戦略的活用を促進し、長期的かつ持続可能な企業価値創造に向けた経営・事業改革に繋げるための課題の整理やその方策を検討するため」に設置するとのことです。
(「サステナビリティ関連データ」:「企業が開示や経営管理等を行うために社内やグループ会社等から収集したサステナビリティに関する事実や数値等(例:各工場等から収集するGHG排出量の生データ)」)
既存の「非財務情報の開示指針研究会」の下部組織という位置づけのようです。
12月13日に第1回を開催し、月1回程度のペースで検討を行うそうです。来春を目途として中間整理を行う予定です。
座長は、北川 哲雄 青山学院大学 名誉教授。監査法人トーマツのパートナーがメンバーに加わっています。金融庁や日本公認会計士協会がオブザーバーとして参加します。
デロイトサーベイ:上場企業の99%が今後1年間にESGレポートの技術やツールに投資する見込み(ESG Journal)
「12月7日、デロイトが発表した新しい調査によると、米国のほぼ全ての大企業は、ステークホルダーの要求の高まりと規制要件の接近に対応するため、ESGデータと報告技術に積極的に投資し、社内でESGに焦点を当てた新しい役職を割り当て、サステナビリティ報告の取り組みを急速に強化していることが明らかになった。」