あずさ監査法人の監査品質報告書にあたる「AZSA Quality 2021/22(監査品質向上への取組)」が公開されています。
以下のような内容の約100ページのパンフレットです。
・理事長からのメッセージ
・AQIでみるあずさ監査法人の監査品質向上への取組
・TOPICS
「監査のトランスフォーメーション」
「非財務情報の信頼性確保に向けた取組」
・本編
I.組織基盤
II.品質管理システム
III.人材開発
IV.KPMGネットワーク
気になる数値・指標などをピックアップすると...
あずさが加盟しているKPMGジャパンの売上
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トーマツなどと比べると、だいぶ差がついているようです。
人材に関して...
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執務時間
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休暇時間を含めないというのはわかりますが、職員からすれば業務と業務の間のすきま時間(しかし拘束されている時間)は執務時間という認識でしょう。
監査アプローチについては、3Cということで3つのポイントを挙げています。
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2番目の「一元的監査」(「本社中心」とも書かれています)というのは、やたらと事業所や子会社に往査しないで、本社での監査を中心にするということでしょうか。日本企業が好きな「現場主義」の対極にあるアプローチのようです。
そのほか、CPE不正受講に関して、ちらっとふれています(58ページ)。
あずさ監査法人といえば、いつのまにか、元金融庁長官を用心棒(KPMGジャパンのシニアアドバイザー)として雇っているようです。
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【講演動画】 特別講演 遠藤俊英元金融庁長官が語る企業価値の再定義と日本企業のこれから
「基調講演:企業価値の再定義と日本企業のこれから
KPMGジャパン シニアアドバイザー 遠藤 俊英」