日経の読書・書評欄に掲載されている「リーダーの本棚」という連載で、新日本の理事長が登場していました。
高校生までの読書は別として、まず挙げているのが、2冊の教科書です。
「大学進学後ほどなく会計士を目指して勉強を始める。そのときの2冊の教科書がずっとバイブルだ。
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学んだ本の中でも、岡本清の『原価計算』は会計士の職についても必ず立ち戻った本です。ものづくりにおいて「原価計算」にこそ会社の信念が表れます。原材料を選び、生産工程を常に工夫し、歩留まりを上げる。1円単位で刻むようにカイゼンを重ねます。
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飯野利夫の『財務会計論』は学術書ながら詩的な表現がちりばめられています。「会計の歴史の大部分は文明の歴史である」との引用は頭に刻まれています。人が動くと必ずお金が動き、そこに会計が必要になるのです。」
高尚そうな本ではなく、会計士受験生(当時)の基本書をあげるというのは、あまり見栄を張らない人なのかもしれません。
(アマゾンでは中古のみ。新本は出版社か書店で)
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