「監査基準報告書700実務指針第1号「監査報告書の文例」及び監査基準報告書700実務ガイダンス第1号「監査報告書に係るQ&A(実務ガイダンス)」の改正」(公開草案)の公表について
日本公認会計士協会は、監査基準報告書700実務指針第1号「監査報告書の文例」と監査基準報告書700実務ガイダンス第1号「監査報告書に係るQ&A(実務ガイダンス)」の改正案を、2023年4月18日に公表しました。
「監査報告書の文例」は、倫理規則改正とそれを受けた監査基準報告書700と監査証明府令の改正への実務的対応として、その他の報告責任区分における報酬関連情報の記載例を追加しています。
「監査報告書に係るQ&A(実務ガイダンス)」は、監査報告書において報酬関連情報の開示を行う場合の具体的な留意事項の解説Q&Aを2件追加しています(Q1-10「監査報告書における報酬関連情報開示の適用範囲」・Q1-11「監査報告書における報酬関連情報開示の省略等」)。
こういう記載例です(文例1より)。
有報の「監査の状況」を参照する方法もあります(倫理規則に基づく金額と一致している場合)。
また、報酬依存度が高い場合は...
こういう記載をしたくなければ、合併でもして、報酬依存度を下げないといけません。(これをみると、15%超であることだけを記載し、報酬依存度の数値自体は開示しないようです。)