私立大学の入学定員充足率が全体で100%を下回ったという記事。ほぼ半分が定員割れとなっています。
「調査は1999年度から毎年行われ、今年度は募集停止などをのぞく私立大597校などが対象。入学者数を入学定員で割った入学定員充足率は99・8%で、100%を切ったのは、調査開始以降の23年間で初めて。前年度と比べた規模別の充足率は、定員3000人以上が99・9%なのに対し、300人以上400人未満は95・2%と小規模校での低下が目立った。定員割れの大学は前年度から93校増えて277校で、半数近い46・4%に上った。」
原因は、18歳人口の減少のほか、「新型コロナウイルスの影響による外国人留学生の入国制限、文科省による都市部を中心とする大学への定員厳格化など」とのことです。
定員を厳格化すれば、全体として、100%を超える部分が減って、100%を下回る方に向けて充足率が減るのは当然のような気もしますが...。
もちろん、個々の大学の中には、厳しい状況のところもあるのでしょう。
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