東京証券取引所が、東日本大震災で経営に打撃を受けた上場企業を支援するため、上場廃止基準を緩和するという記事。
「上場廃止基準の緩和は、震災による特別損失の計上で債務超過に陥っても、2年以内に解消すれば上場廃止にしない。通常は1年以内に解消できなければ上場廃止になる。
震災で一時的に事業活動を停止した場合も、上場廃止基準に触れない扱いとする。上場審査では、震災による業績への一時的な影響を排除して判定し、被災企業の新規上場を支援する。」
東証のホームページによれば、これから規則を改正するようです。
東日本大震災による被災企業及び被災地域の復興支援に向けた東証の対応方針(東証)
「東日本大震災の被災などにより経営に打撃を受けた上場会社の上場管理や上場候補会社の新規上場において、柔軟な対応を可能にするための上場制度の整備を早急に行う」と述べています。
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