最近の監査人交代事例です。
1.ジョルダン(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
新日本→ES ネクスト有限責任監査法人、の交代です。
監査費用がきっかけのようです。そのほか、監査継続期間も理由に挙げています。
「EY 新日本有限責任監査法人につきましては、監査が適切且つ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えておりますが、監査継続期間が長期にわたること、以前より監査費用が増加傾向であり、当期以降も増加することが見込まれることを踏まえ、他の監査法人と比較検討を行ってまいりました。その検討の中で、ES ネクスト有限責任監査法人より、当社の事業規模に適した監査体制と監査費用等の提案を受け、独立性及び専門性、品質管理体制、監査実績等についても総合的に勘案した結果、公認会計士等の候補者として適任であると判断し、同監査法人を公認会計士等として決定いたしました。」
現監査人の就任年は、平成 19 年です。
ES ネクストを紹介したYouTube動画。
2.アジアゲートホールディングス(東証スタンダード)
会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
フロンティア監査法人→監査法人アリア、の交代です。
「当社グループの事業内容の変化や連結対象子会社の増加など、急激な経営環境の変化等に伴い、今後事業分野の専門性や監査業務の工数が大幅に増大することが見込まれるところ、昨今の監査業界における人員不足の影響などを鑑み、監査継続を辞退したいとの申し出があったことに伴い、新たな監査法人を検討した結果」とのことです。
現監査人の就任年は、2021年であり、1年しかたっていません。