2022年世界IPOは大幅減、利上げで環境悪化 来年回復観測も
2022年は 世界の新規株式公開調達額が大幅に減少する見込みだという記事。
「リフィニティブが集計した22年1─11月のIPO調達額は、世界で前年同期比64.5%減の1377億6420万ドル。地域別では、米国が同95.2%減、欧州は83.4%減、アジア太平洋地域は37.9%減となっている。」
日本は、68.6%減の15億7190万ドルとのことです。
新日本監査法人の人のコメント。
「EY新日本監査法人の企業成長サポートセンター、善方正義副センター長は「金融引き締めでハイテク株を中心に株式市場が低調となった影響があった」と話す。11―12月は株式相場がやや復調したが「低金利だった昨年並みの回復は難しい」とみる。」
2023年は...
「23年のIPO市場は「今年の厳しさから改善の兆しがみられる」(善方氏)という。今年は米国などの利上げが急ピッチだったが、市場では来年は年央にかけて利上げペースの鈍化や利上げ停止が見込まれており、下期に向けてIPO市場は回復基調が強まるとみられている。」