企業の地方税の電子化が推進されるという記事。
前半は申告の電子化の話、後半は納税の電子化の話です。
「今回対象とするのは法人事業税と法人住民税の「地方法人2税」の税務申告。地方税の電子納税・申告サイトの「eLTAX(エルタックス)」の利用率は、地方法人2税で16年度に60・9%だった。15年度に全地方団体が電子申告でエルタックスにつながり、企業の利用率は高まっている。」
「財務省・国税庁も19年度をめどに、大企業の法人税と消費税は電子申告とする方針で、総務省も地方税で歩調をあわせる。まずは電子申告のメリットが大きく、対応もしやすい大企業から導入していく。電子申告する企業の規模や免除する例外規定、電子申告しなかった際の罰則の導入など、制度設計は国税の状況を踏まえてこれから検討する。」
「将来はエルタックスの使い勝手も同時に高め、納税まで1度で済ませられるような全国共通の電子納税のシステムを導入する。金融機関と連携し、エルタックス上で電子申告した後に、簡単な操作で預金口座から即時または期日を指定して納付できる「ダイレクト納付」を始める。
地方税の電子納税に対応しているのは現在、東京都や横浜市など22団体のみ。ダイレクト納付は全自治体でできるようにする。」
eLtax地方税ポータルシステム
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