新生銀行が04年4月に初めて個人向けに扱い始めた、金利が通常の定期預金より高いものの、銀行側の都合で満期が延長・短縮される可能性のある新型預金について、金融庁が調査を始めたという記事。
デリバティブ預金、中身複雑 実は「投資」
これらの記事で説明されているように、預金者側がオプションを銀行側に売るというデリバティブが組み込まれた預金であり、預金者は金利という名目のオプション料を受け取っているわけです(したがって見かけ上高い金利がつく)。
預金者が企業の場合、本来はデリバティブ部分を分離して時価評価すべきですが、元本に食い込むようなリスクがなければ、預金と一体の会計処理でもいいというのが現行の会計基準です。
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