会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

米コカ・コーラ、ABインベブとの合弁解消 子会社持ち分3700億円で取得(sankeibizより)

米コカ・コーラ、ABインベブとの合弁解消 子会社持ち分3700億円で取得

米コカコーラが、アフリカの合弁会社の持分を合弁の相手先であるアンハイザー・ブッシュ・インベブから31億5000万ドルで買い取って、合弁を解消するという記事。

「コカ・コーラの声明によると、アフリカで清涼飲料ボトリング事業を手がける合弁会社コカ・コーラ・ビバレッジズ・アフリカ(CCBA)株のABインベブの持ち分54.5%について、31億5000万ドル(約3710億円)で取得することで合意した。」

「コカ・コーラは、他社との間で再フランチャイズ契約を締結するまで、対象地域の事業全てを保有すると説明した。同社は資産削減戦略を進めており、世界2位の経済大国である中国でも、全てのボトリング事業から撤退している。」

会計処理としては、単純に子会社化して連結というのではないようです。

Coca-Cola to Pay $3.2 Billion for Stake in African Bottler(CFO)

この合弁会社は、コカコーラのアフリカにおける飲料の供給のおよそ40%をになっています。会計処理としては、再フランチャイズ契約を締結するまでの一時的な資産保有ということで、廃止事業a discontinued operationとして扱うそうです。

CCBA operates 30 bottling plants with more than 14,000 employees and accounts for approximately 40% of Coca-Cola’s beverage supply on the continent. Coca-Cola said it plans to hold the assets temporarily until they can be refranchised to other partners. In the meantime, for reporting purposes the company plans to account for the acquired stake as a discontinued operation.
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