日本公認会計士協会の11月19日の記者会見で、会長が、監査法人のローテーションに慎重な姿勢を見せたという記事。
協会の従来からの考え方に変更はないということになりますが、監査法人内のローテーションについては強化する案を出したようです。
「同じ監査法人内で担当者を入れ替える社内ローテーションには理解を示した。パートナーだけでなく当該企業の監査チーム全員を必要に応じて入れ替えればよいとした。」
「監査チーム全員」というのが、全員を一斉に交代なのか、全員を対象にその一部を毎年少しずつ交代なのかによって、影響の大きさが変わってきます。「必要に応じて」であれば、いずれであっても、たいした影響はないのかもしれませんが...。
最近、金融庁から監査法人ローテーションに関する報告書が出て、協会からも反論文書が出ているので、記者会見でもその話をしたのでしょう。
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当サイトの関連記事(金融庁の「監査法人のローテーション制度に関する調査報告(第二次報告)」について)
その2(金融庁報告書に対する会長声明について)
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