「コーポレートガバナンス・コード原案」の政策保有株式の保有に関する方針を開示すべきという規定を取り上げたコラム記事。
結論部分から。
「上場会社同士が「保有のねらい」を厳密に「合理的」に説明しようとすると、「一般投資家的株主の立場」からはほとんど常に困難が生じる。
それでは、政策保有株式の存在を合理的に説明できないのであれば、売却してしまうことが合理的なのではないか。こう考えても不思議はない。」
「この際、銀行は発想を変え、・・・コーポレートガバナンス・コードの制定を機に、政策保有株式を一気に売ってはどうか。幸い、株価が上昇しているし、公的年金といった高い株価でも株式を買ってくれる買い手が登場中だ。
銀行だけに限らない。企業は現状を「政策保有株式」を売却する大チャンスだと捉えて、資本政策を練り直してはどうか。株価上昇をぼんやり眺めているだけではもったいない。」
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