「期中レビュー基準報告書実務ガイダンス「東京証券取引所の有価証券上場規程に定める四半期財務諸表等に対する期中レビューに関するQ&A(実務ガイダンス)」(公開草案)の公表について
日本公認会計士協会は、期中レビュー基準報告書実務ガイダンス「東京証券取引所の有価証券上場規程に定める四半期財務諸表等に対する期中レビューに関するQ&A(実務ガイダンス)」の公開草案を、2024年2月21日に公表しました。
「東京証券取引所の上場規程に定める四半期財務諸表等に適用される財務報告の枠組み及び期中レビューに関して理解が必要と思われる事項について、会員の参考に資するために Q&A 形式によって解説を提供している」(「Ⅰ はじめに」)とのことです。「東京証券取引所の上場規程と同等の規則を定めている他の取引所等においても同様」です。
すでに、期中レビュー基準報告書「独立監査人が実施する期中財務諸表に対するレビュー」の公開草案が、2023年12月に公表済み(→当サイトの関連記事)ですが...
「これに加え、四半期決算短信に含まれる四半期財務諸表等の期中レビュー報告書の文例については、四半期財務諸表等の期中レビューに関する留意事項と併せて別途実務ガイダンスを公表することとしており、このたび、一定の検討を終えたため、公開草案として公表し、広く意見を求めることといたしました。」(発表文より)
以下のような内容です(目次より)。
同じ「期中レビュー」でも、金商法に基づくレビューとの違いは...
(Q2より)