日本公認会計士協会は、監査基準委員会報告書(序)「監査基準委員会報告書の体系及び用語」を改正する公開草案を、2021年3月1日に公表しました。
主に下記の監査基準委員会報告書における「定義」に含まれる用語や報告書の理解を促進するために必要と考えられるその他の用語を追加・修正等しています。
・監査基準委員会報告書540「会計上の見積りの監査」(最終改正 2021年1月14日)
・監査基準委員会報告書701「独立監査人の監査報告書における監査上の主要な検討事項の報告」(公表 2019年2月27日、改正 2021年1月14日)
・監査基準委員会報告書720「その他の記載内容に関連する監査人の責任」(最終改正 2021年1月14日)
監査基準委員会報告書315「企業及び企業環境の理解を通じた重要な虚偽表示リスクの識別と評価」等の改正(公開草案)の内容も反映しています。
報告書の大部分を占める「用語集」は、会計監査の勉強をするのに便利でしょう。用語は英語(国際監査基準で使われている用語)も併記されています。
ひとつ例を挙げると...
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すごい意訳になっています。