1組は、何をするのも奥さんが先頭、だんなはいつも後ろからついていくという、うちと似ている感じの夫婦。共働きだったのが、ご主人が休職中となり奥さんが家事と仕事と頑張ってやっているのに、ご主人は家にいても何もしてくれないという不満を持っているケース。
そしてもう1組は、一人暮らしの経験があり家事、料理など自分でこなしてきたご主人と、実家暮らしからそのまま結婚した女性。一生懸命やっているのですが、ご主人からすると料理も家事も半人前。自分は家事も料理もまったく駄目、ご主人の目が気になって自己卑下してしまっているというケース。
1組目の夫婦は、ジャングルや川での狩猟が生活の基本になっている山奥の村に滞在。男は狩りで獲物を捕らえ家族を食べさせる、女は家の事をしっかり行うが、狩りで獲物があまりとれなかったときは川に潜ってタニシを採り、男が狩りに出られないときは進んで家の中を掃除する、そんなそのときどきに応じた役割がきちんと成り立っている村。
ホームステイ中の家は、お見合い結婚。
印象的な言葉があった。
「お見合いでも好きになれますか?」という日本人女性の質問に対して(う~ん、日本人なら誰もが思うこと、ですよね)、その村の女性「好きというだけで結婚はしないわ。この人とは生活の相性がよかったの。だから結婚したのよ」というのだ―。
ちなみにその家の奥さんは30代、だんなさは50代。
だんなさん、「僕は結婚に4回失敗した。だから、どういう風に動けばいいか、失敗からたくさん学んだんだよ」という。
なるほど。
1度の結婚ではわからないこともある、というものですよね。
失敗を失敗に終わらせるのではなく、何かをちゃんと学ぶことが大切なんだなぁ。
次の夫婦。
中国で暮らす少数民族の村へ。
その村の特徴は、離婚ゼロの村ということ。
みんなの食事を作るというので、日本から行った女性が手際は悪いかもしれないけど手伝うと申し出て、ステイ先の奥さんと一緒に料理。
日本人のだんなさんは、特に何をするわけでなく―。
そんな滞在が数日続いて、ステイ先の夫婦から二人で晩御飯の魚を採ってくるよう頼まれます。
二人で出かけていくなかで、危険な場所をだんなさんが教えてあげたり、二人で力を合わせて網を仕掛けて、魚を採り、奥さんが村で教えてもらった食べられる野菜を採る。決してたくさんの量ではありませんが、二人で一生懸命苦労して集めた食材。ステイ先に戻ったら、今度はそれを二人で料理して作ってくれといわれる。
最後、二人でお互いに手紙を書いて読みあうようにと村の夫婦に言われて、手紙をしたためる二人。
奥さんが、「実はあなたは家事ができない私のことが嫌いなのではと思ってとてもつらかった。本当はどう思っているか聞かせてほしい」と涙ながらに読み上げると、ご主人も涙、涙―。
ご主人の手紙は、「これまで仕事だけやっていればいいと思って君に接してきたけれど、この村に来て、役割を決め付けないことが大事なんだと気付いた。これからはできるときは一緒に手伝うからね。僕にとって君は、かけがえのないとても大切な人だから―」(要旨)
そこで二人向き合って、ぼろぼろ涙をこぼしていました。
「言わなくてもわかってるだろう」
でも相手は「いってくれなきゃわからない」と思っていることって結構多い。
こういう風にしっかり互いを見せ合えるって、いいよなと思った。
向き合うって大切なことだよな・・・。
現実は真逆の状態ですが、
たまたまですがこの番組を見れてよかったと思う。
余談ですが、調べたら制作はテレビマンユニオンでした。
いい番組が多いです、この会社。
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管理人

すみれ
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