退職後に
失業保険の申し込みを
ハローワークでした場合
自己都合で退職した場合は
失業保険が口座に振り込まれるまでには
ハローワークで失業保険の申し込みをした日から数えて
約4か月位かかりますが
特定の場合は申し込みをした日から数えて
1ヶ月後に口座に入金される場合があります
それが
特定受給資格者と特定理由離職者になります
また
ハローワークに来ている人の中でも
失業保険をもらっている人以外にも
もらっていないけど仕事を探しに来ていたり
している人もいるわけです
その人の置かれている状況によって
受けられる待遇も
違いますので
ハローワーク側としても
それを区別する必要があるわけです
それが
特定受給者と特定求職者
になります
1.特定受給者と特定求職者
間違いやすい語句
特定受給者・・・雇用保険(失業保険)をまだもらっていて、ハローワークで仕事を探している状態
特定求職者・・・雇用保険(失業保険)をもらい終わっているが、仕事も決まっていない状態。もう少し詳しく言うと被保険者であった者及び被保険者になろうとする者で教育訓練や求職支援訓練(民間が行っている職業訓練)を受けることができる。また、7つの要件を満たす場合に訓練給付金(月10万円)を受けられる
2.特定受給資格者と特定理由離職者
間違いやすい語句
特定受給資格者・・・倒産、解雇、賃金の遅延、長時間労働、体調を崩す、パワハラなどで仕事を退職した人。労働条件が事実と全く違ったので辞めた人。住所が変わって通勤が困難になった人
特定理由離職者・・・労働契約更新を申請したが契約更新してもらえなかった人(派遣社員)、結婚による住所変更、心身障害、妊娠、出産、育児等の理由で退職した人
「労働契約更新を申請したが契約更新してもらえなかった人」
というのはつまり
「期間の定めのある労働契約の更新が無いことによる離職者」
と言えるわけです
それをまとめたのがこちらです
3年未満の労働契約の更新を申し込んだ場合は左の表
3年以上の労働契約の更新を申し込んだ場合は右の表
になります
一般というのは一般離職者になりますので
失業保険をもらうまでに4か月位離職者のことです
まとめ
- 特定受給者・・・失業保険をもらっている人
- 特定求職者・・・雇用保険に入っていた人、または現在失業中だけど雇用保険に入るために仕事を探している人
- 特定受給資格者・・・倒産、解雇など理由があり、退職した人
- 特定理由利用者・・・主に契約社員やで契約更新を申し出たが、契約を切られた人
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