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健康保険の組織の違い

2021-01-23 19:31:46 | 日記
1.健康保険組織の違いについて
会社で働いていたり、自営業だったりすると保険に入っていると思います。でも、実は同じように見えて、入っている組織が違います。簡単に言うとこんな感じです。




ちなみに自営業をやっていて、初めは個人事業主だったけど、会社が大きくなって法人化した場合はこちらです。個人事業主の時は自営業なので健康保険だったけど、会社が大きくなった時に自分も健康保険組合に加入することになります

他にも公務員や学校の先生は「共済」と言って、「協会」でも「組合」でもなく「共済」という組織で健康保険に入ります。意味合い的には「組合」に近いです。まあ、民間企業に働いているか?公務員として働いているか?が違うだけでこんな感じです。

ただどこの健康保険もお金がないらしく、国は「共済」と「組合」の統合を進めています。他にも細かく言うともっと色々あるのですが、これ以上書くともっとわけがわからなくなるので書きません。ちなみにこんな簡単な所はテストには出ませんが、理解していないと問題を読みまちがえたりします。

2.全国健康保険協会について(健康保険)

全国健康保険協会は

就職していて、健康保険組合、共済、国民健康保険に

加入していない人が入る健康保険になっています

通称 「協会けんぽ」 とよばれています

加入するのは主に中小企業の正社員といった人々になります

全国健康保険協会の下に

各都道府県に健康協会があり

そこで手続きをしてもらうことになっています

3.国民健康保険について(一般)

国民健康保険は

名前は全国健康保険協会と似ていますが

別の組織になります

全国健康保険協会の加入者は、中小企業の正社員が多いのですが

国民健康保険の加入者は、自営業、個人事業主やフリーランス、アルバイト、パート、無職

となっています

つまり、働いていて何らかの事情で全国健康保険協会に

加入できない人や自営業が市役所で申請することで

加入できる健康保険になっています

平成31年(令和1年 又は 2019年) 

4月に法改正がありました(この記事は2019年)

今までは市町村が別々に運営していましたが

今年度からは都道府県が財政運営責任をもつことになり

市町村と一緒に管理することになりました

国民健康保険組合

国民健康保険の中には国民健康保険組合というものがあります

非常に色々と紛らわしいのですが

会社員が入る

健康保険組合、全国健康保険協会とは全く違います

そして

国民健康保険の中にあり

同じ職業別で国民健康保険を作り

加入する国民健康保険になります

医師、歯科医師、薬剤師、土木建築、理容美容、弁護士 など

があります

設立には

15人以上の発起人が規約を作成し

組合員となる者の300人以上の同意が必要です

さらに、県知事の認可を受けて

初めて設立できます







運営者はこちら







4.健康保険組合について(健康保険)




健康保険組合は

健康保険に加入している

主に大企業の社員やパート、アルバイト

が加入する保険となっています

健康保険組合の保険制度のほうが

国民健康保険や全国健康保険協会よりも

制度が手厚くなっています

それは保険料率を自分たちで決めることが出来るためです

そもそも大企業が運営していて、会社の経済状況が良いので

色々と優遇されているということです

対して

全国健康保険協会は都道府県で保険料率を決めているので

払うお金の上限が少し健康保険組合よりも高くなっています

では

全国健康保険組合はどうでしょうか?(3、4の文章参考)

こちらは職業別に加入する

国民健康保険組合になっているので

医師など職業によってはとても経済状況が良いので

健康保険組合よりも優遇されていることもあるようです

しかし、全ての職業の国民健康保険組合が健康保険組合よりも

良くはないようです

また近年

介護保険や高額療養費、後期高齢者制度の始まりにより

各保険組合も昔ほどの

余裕がなくなっており

サービスが下がり続けています

それでも

年金や保険の面で

一番優遇されている

これこそが

会社員の一番のメリットだと思います

健康保険組合連合会

健康保険組合連合会は通称:けんぽれんとよばれています

色々な健康保険組合が加入しており

連合にすることによって

財政の安定をはかっています

まとめ

いかがだったでしょうか?

健康保険といっても

色々とわかれているのが

よくわかったと思います

全国健康保険協会 (健康保険で出てくる)  主に中小企業の社員がはいります

国民健康保険   (一般で出てくる)    個人事業主、無職、フリーターなどがはいります

国民健康保険組合 (一般で出てくる)    中小企業で職業別に組合を作ってはいります 医者や弁護士など

健康保険組合  (健康保険で出てくる)   主に大企業の会社員がはいります

健康保険組合連合会 (健康保険で出てくる) 健康保険組合がたくさん加入して、健康保険組合の制度を手厚くしている


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