東京女子医大に通院しているうさこですが 気になる記事がありましたので書きました。
長文でごめんなさい
《納豆と骨折》
納豆には、骨を作る際に重要な役割を果たすビタミンK2を大量に含んでいます。
ビタミンK2は味噌やひじきなど、その他の食品にも含まれていますが、その量は納豆が圧倒的に多いこと(納豆は味噌の400倍、ひじきの800倍)が知られています。
納豆の摂取量とビタミンK2血中濃度を比較した報告によるとイギリス(納豆を食べない)
広島(納豆を食べる習慣が少ない)および東京(納豆好きが多い)では、東京が最も高く、次いで広島、イギリスの順でした。
ビタミンK2血中濃度が東京、広島、イギリスの間で違うのは納豆摂取の違いによることが推測できます。
また、脊髄の圧迫骨折のある閉経後の女性では、ビタミンK2が明らかに低下していることが報告されています。ななわち、西日本に多く東日本に少ないことが、厚生労働省の調査で知られています。このことが納豆と関係すると主張している人もいます。実際に各県別の納豆消費量と骨折頻度との関連を検討したところ、納豆消費量の多い県ほど骨折頻度が低いことがわかり、「納豆摂取が体内ビタミンK量を増加させることより、骨折のリスクを低下させている」と考えられています。
(中略)
納豆摂取調査に協力していただいた50歳以上の女性関節リウマチ患者様2261例を対象とし、納豆をまったく食べない、あるいは月数回程度をA群、毎週1-2回をB群、毎週3-4回をC群、毎週5回以上をD群として6ヶ月間に発生した骨折(全部位)との関連を検討しました。
その結果、骨折発生率は、A群2.8%(797例中22例)B群3.3%(1227例中41例)C群2.4%(424例中10例)D群1.9%(213例中4例)であり、納豆をあまり食べない人(A群+B群)は、良く食べる人(C群+D群)に比べて骨折率が若干高い傾向がありました。(3.1%対2.2%)。現時点では、はっきりした結果が出ていませんが、納豆を良く食べると骨が丈夫になって骨折が減る傾向があるように思われます。
骨粗しょう症の治療にはビスホスフォネート、ビタミンD3ビタミンK2の内服などもあります。一概に「納豆療法」が一番とはいえませんし、納豆を食べれば内服薬を飲まなくても良いということではありません。又ワーファリンという薬を
飲まれている方は納豆を食べてはいけません。まず担当医と良く相談して治療法を決めてください。 東京女子医大IORRAより抜粋
ついでに納豆料理のレシピです
http://homepage2.nifty.com/riehara/flm_03.htm
長文でごめんなさい
《納豆と骨折》
納豆には、骨を作る際に重要な役割を果たすビタミンK2を大量に含んでいます。
ビタミンK2は味噌やひじきなど、その他の食品にも含まれていますが、その量は納豆が圧倒的に多いこと(納豆は味噌の400倍、ひじきの800倍)が知られています。
納豆の摂取量とビタミンK2血中濃度を比較した報告によるとイギリス(納豆を食べない)
広島(納豆を食べる習慣が少ない)および東京(納豆好きが多い)では、東京が最も高く、次いで広島、イギリスの順でした。
ビタミンK2血中濃度が東京、広島、イギリスの間で違うのは納豆摂取の違いによることが推測できます。
また、脊髄の圧迫骨折のある閉経後の女性では、ビタミンK2が明らかに低下していることが報告されています。ななわち、西日本に多く東日本に少ないことが、厚生労働省の調査で知られています。このことが納豆と関係すると主張している人もいます。実際に各県別の納豆消費量と骨折頻度との関連を検討したところ、納豆消費量の多い県ほど骨折頻度が低いことがわかり、「納豆摂取が体内ビタミンK量を増加させることより、骨折のリスクを低下させている」と考えられています。
(中略)
納豆摂取調査に協力していただいた50歳以上の女性関節リウマチ患者様2261例を対象とし、納豆をまったく食べない、あるいは月数回程度をA群、毎週1-2回をB群、毎週3-4回をC群、毎週5回以上をD群として6ヶ月間に発生した骨折(全部位)との関連を検討しました。
その結果、骨折発生率は、A群2.8%(797例中22例)B群3.3%(1227例中41例)C群2.4%(424例中10例)D群1.9%(213例中4例)であり、納豆をあまり食べない人(A群+B群)は、良く食べる人(C群+D群)に比べて骨折率が若干高い傾向がありました。(3.1%対2.2%)。現時点では、はっきりした結果が出ていませんが、納豆を良く食べると骨が丈夫になって骨折が減る傾向があるように思われます。
骨粗しょう症の治療にはビスホスフォネート、ビタミンD3ビタミンK2の内服などもあります。一概に「納豆療法」が一番とはいえませんし、納豆を食べれば内服薬を飲まなくても良いということではありません。又ワーファリンという薬を
飲まれている方は納豆を食べてはいけません。まず担当医と良く相談して治療法を決めてください。 東京女子医大IORRAより抜粋
ついでに納豆料理のレシピです
http://homepage2.nifty.com/riehara/flm_03.htm
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