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今さら専業主婦日記

記憶のなかの彼女

こんにちは😃
kakiageです!


例の如く

お話し好きの
おじゅっさん

読経に先立ち

四十九日法要の意味を
穏やかな声で話される



法要の後の食事会は

故人の思い出話をして
故人に感謝しましょう

たったの四十九日では
心の整理はつかないが

それでも一区切りをつけ
遺された者は生きていく

そういう日にしましょう



そんな場で

親戚が昔の写真を
持ってきてくれて

これはどこ?
これは誰だ?

などと盛り上がる



写真に映る彼女は
ふっくらとしていて

どちらかというと
勝ち気なまなざし


ワタシがおそらく最後に
マトモに会話したときの

その写真の彼女が
記憶の中の彼女で

今さらながら
こころが痛む


頼りなげに微笑む
遺影の彼女は誰?


もう少し

関わることがあれば
声を掛けてあげれば

なにか違っただろうか



歳の近いいとこも

歳の離れたいとこも

おじ、おばも

亡き祖父母も

きょうだいも

父親も

母親も


きっと思うところは
たくさんあったはず


誰もが気にかけていて
誰も何もできなかった


四十九日を迎えたけれど


振り返り貴女を思う時間は
もう少し必要かもしれない





























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