日除けの阿弥陀・・ （京都 永観堂 瑞柴殿）

☆・・大変ありがたい阿弥陀様なのに・・☆

永観堂の順路二番目にある瑞柴殿
正面にある阿弥陀様
日除けの阿弥陀さまだ

当初５体あった
応仁の乱で建物が焼け落ちたとき
他の４体は焼けたのに
この阿弥陀様は焦げただけで焼け残った・・という

きけば納得
この阿弥陀様は空海（弘法さま）が火除けを祈願して掘った像だったとのこと
なんと
霊験あらたかなこと

やはり火事は怖い
自分は我が家や事務所が火事に逢わないように必死に拝みました

この瑞柴殿には
テレビが設置してあり
「永観堂の四季」などのビデオをエンドレスで流している
時間に余裕のある小生
たたみに座ってゆっくりビデオ鑑賞をしました
３０分以上はいたと思う
その間にこの瑞柴殿を訪れた人は２０人近かったと思う
その２０人がただ一人もお賽銭を挙げてお祈りしていない

半数以上はちょっと覗いただけで過ぎてゆく
阿弥陀様のところに書いてある説明書を読んだ人はごくわずかだった
ちょっと拝むようなそぶりをした人はいたが
しっかりお参りした人はいなかった
もっとも
訪れている観光客の半数は外国人なのだがね～

京都でお寺を拝観する観光客って
みな時間に追われているのかもしれませんね～

もったいない