新幹線の床を汚して・・恥ずかしかった・・ （靴の底に芝がたっぷり張り付いていた）

☆・・・床を汚したのはだれだ？・・自分だった・・・☆

新幹線で名古屋に向かうときの話
静岡駅では３列シートの通路側に座った
浜松で隣の２列シートが空いたのでそちらへ移動
しばらくして・・
通路に枯れた草のようなゴミが散らばっていることに気がついた

だれだ？・・汚したのは・・
と非難の目でそのゴミを見つめていた
ふと・・その向こうの３列シート側がもっと汚れていることに気がついた
うん？・・
あそこって・・

そのとき・・ハッと気がついた
あそこは・・さっきまで自分が座っていた席の床だ
そして・・
自分の足元を見て・・ゾッとした
自分が今座っている席の床も同様に汚れているのだ
そして・・
自分のくつの裏には芝が何枚か張り付いていた

なぜだ？
あ～・・・あのときだ～
ス～ッと血の気が引いていくのがわかった

新幹線はその頃・・豊橋を過ぎたあたり
それから名古屋に着くまで・・
通路を歩いていく乗客の視線が・・突き刺さる
乗客は通路の芝に気がつき・・続いて自分の方を見る
「なんだこいつは？・・こんなに汚しやがって」と目で訴えていくのだ
恥ずかしかった・・・・・

さて・・
なぜ芝が靴に張り付いたのか・・
それは・・
事務所から東静岡駅までの間にグランシップがあるのだが
グランシップの駅側には広い芝生広場があり、道はその芝生を迂回するようになっている
自分はその迂回路を歩かず・・芝を一直線にショートカットしたのだ
それでも・・普段は芝が張り付くことはない
この日は明け方まで雨が降っていて芝が濡れていたのだった
それで靴の裏にたっぷり着いたのだ
濡れているので簡単に剥がれず・・新幹線に乗ってから乾いて剥がれだしたのだろう



本当に・・恥ずかしい
でも
それを拾い集める気持ちにもなれず
ただ・・下を向いて・・名古屋に着くのを待った
情けない話・・でした