友人は篆刻をする。
篆刻はやめたと言っているが、既成概念に囚われない篆刻作品(例えば、車のデフォルメ)を見ると勿体無いと思う。
友人の友人は篆刻をする。
友人に「会」に戻らないかと言う話をしている。
そこで思い出したのが、自分が篆刻用の石を多量に持っていること。
一部はオーディオ振動対策用の重しに使っている。
それ以外にこれといった用途がなく、かと言って、捨てるに捨てられず、部屋の隅に放り投げてあった。
有効利用して貰うことにした。
程の良い厄介払いである。
その後、しばらくして、友人から友人が来ると言う連絡があった。
来ないか?
暇なので、お付き合いすることにした。
そこで渡されたのが
篆刻印
自分の苗字が彫ってあった。
素人目にも、実に見事な出来栄えです。
押印したものもありますが、見せられないのが残念です。
そして、更に渡されたのが、
篆刻書
どんな意味かお訊ねしたところ、
「満開の薔薇の香りが部屋中を満たしている」
持て余していた「石ころ」が変身した。
「海老・鯛」と言うことはよくありますが、「石・玉」と言うのは聞いたことがない。
ありがとうございました。大切にします。
折角頂いたのだから、
取り敢えず、お気に入りの椅子の上に飾りました。
真紅の花瓶に挿した真紅の薔薇
を添えて
あれ、花瓶が見えない。
真紅の薔薇は隣人の薔薇苑から頂戴しました。
ガレランプを点け
華やかさを加えました。
ナイト バージョン