燃える柴
(出エジプト3:2)
「すると主の使いが彼に,
現われた。
柴の中の火の炎の中であった。
よく見ると,
火で燃えていたのに
柴は焼け尽きなかった。」
ここでの「主の使い」は,神ご自身です。
ここで,神は「火の炎」として現れます。
「火の炎」は「神の栄光」の現われです。
○
神の名
このとき,モーセは神に名を聞きます。
(出エジプト3:13,14)
「モーセは神に言った,
「わたしが
イスラエルの人々のところへ行って,
彼らに
『あなたがたの先祖の神が,
わたしをあなたがたのところへ
つかわされました』
と言うとき,
彼らが『その名はなんというのですか』
とわたしに聞くならば,
なんと答えましょうか。
神はモーセに言われた,
「わたしは,有って有る者」。
また言われた,
「イスラエルの人々にこう言いなさい,
『「わたしは有る」というかたが,
わたしをあなたがたのところへ
つかわされました』と」。
○
アブラハムにも「主の使い」として,
神が現れます。
(創世記22:10-12)
アブラハムに現れた「主の使い」も
神であるようです。
「そしてアブラハムが手を差し伸べ,
刃物を執ってその子を殺そうとした時,
主の使が天から彼を呼んで言った,
「アブラハムよ,アブラハムよ」。
彼は答えた,
「はい,ここにおります」。
み使が言った,
「わらべを手にかけてはならない。
また何も彼にしてはならない。
あなたの子,あなたのひとり子をさえ,
わたしのために惜しまないので,
あなたが神を恐れる者であることを
わたしは今知った」。
♪ 「御神の炎よ」
(新聖歌413)
御神の炎よ わが内に燃えて
かぜをば木きり 自由の身とせよ
燃えよ燃えよ 罪汚れの
少しもなきまで
燃えよ燃えよ 御神の炎よ
2020-05-31