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朝の光(聖書の言葉)

マルコによる福音書 4章

マルコによる福音書 4章




たとえを用いて話す理由


(マタイ4:10-12)

「イエスだけになったとき,
いつもつき従っている人たちが,
十二弟子とともに,
これらのたとえのことを尋ねた。
そこで,イエスは言われた。
「あなたがたには,
神の国の奥義が知らされているが,
ほかの人たちには,
すべてがたとえで言われるのです。
それは,
『彼らは確かに
見るには見るがわからず,
聞くには聞くが悟らず,
悔い改めて
赦されることのないため』です。」


イエス・キリストは,

たとえで

話されることがありました。


イエス・キリストを信じる者には,

真理である神の奥義がわかるが,

信じない者には,

わからいようにするためでした。




旧約の預言者イザヤは,

次のように言っています。


(イザヤ6:9,10)

「すると仰せられた。
行って,この民に言え。
『聞き続けよ。だが悟るな。
見続けよ。だが知るな。』
この民の心を肥え鈍らせ,
その耳を遠くし,
その目を堅く閉ざせ。
自分の目で見ず,
自分の耳で聞かず,
自分の心で悟らず,
立ち返って
いやされることのないように。」




みことばの力


(マルコ4:26-29)

「また言われた。
『神の国は,
人が地に種を蒔くようなもので,
夜は寝て,朝は起き,
そうこうしているうちに,
種は芽を出して育ちます。
どのようにしてか,
人は知りません。
地は人手によらず
実をならせるもので,
初めに苗,次に穂,
次に穂の中に実が入ります。
実が熟すると,
人はすぐにかまを入れます。
収穫の時が来たからです。』」


イエスは,

神の国をたとえで話しました。


神の国は初めは小さくても,

後に大きくなると教えています。




突風を静める


(マルコ4:35)

「ところがイエスだけは,
とものほうで,
枕をして眠っておられた。
弟子たちは
イエスを起こして言った。
『先生。
私たちがおぼれて死にそうでも,
何とも思われないのですか。』」


イエスの弟子には漁師がいました。


「とも」(艫)とは,

舟の後方のこと,船尾です。


弟子は慌てふためきました,


(マルコ4:39-41)

「イエスは起き上がって,
風をしかりつけ,
湖に『黙れ,静まれ』と言われた。
すると風はやみ,大なぎになった。
イエスは彼らに言われた。
『どうして
そんなにこわがるのです。
信仰がないのは,
どうしたことです。』
彼らは大きな恐怖に包まれて,
互いに言った。
『風や湖までが
言うことをきくとは,
いったいこの方は
どういう方なのだろう。』」




2023-09-02

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