羊飼いの詩篇
(詩篇23)
ダビデの賛歌
「主は私の羊飼い。
私は,乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ,
いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ,
御名のために,
私を義の道に導かれます。
たとい,
死の陰の谷を歩くことがあっても,
私はわざわいを恐れません。
あなたが
私とともにおられますから。
あなたのむちとあなたの杖,
それが私の慰めです。
私の敵の前で,
あなたは私のために
食事をととのえ,
私の頭に
油をそそいでくださいます。
私の杯は,あふれています。
まことに,私のいのちの日の限り,
いつくしみと恵みとが,
私を追って来るでしょう。
私は,いつまでも,
主の家に住まいましょう。」
この詩篇23編は,
旧約聖書の詩篇の中で
最も有名です。
多くの賛美歌が,作られています。
新約聖書では,
イエスがご自身が
「良い羊飼い」と言いました。
「主の家に住まいましょう」
(詩篇23:6)は,
「わたしの休息は主の家にある」,
「わたしの戻る場は主の家である」
とも,翻訳されています。
イエス・キリストによって,
私たちは自由に神と交われるように
してくださっています。
イエス・キリストが,
良い,真の羊飼いだからです。
♪ 「わが主はまことの牧者」
(聖歌502 新聖歌389)
わが主はまことの
牧者にませば
我には乏しきこと
我には乏しきこと
いかであらん
緑の牧場に 静かに伏させ
憩いの汀(みぎわ)に 伴い賜う
主の手に引かれて
緑の牧場に 静かに伏させ
憩いの汀(みぎわ)に 伴い賜う
主の手に引かれて
いずくへなりとも
御旨のまにまに
御旨のまにまに
日々従い行かなん
よき牧者にます
イェス・キリストは
わが魂をば 生き返らしめ
御名のゆえをもて われを伴い
正しき道へと 導き給う
主の手に引かれて
御名のゆえをもて われを伴い
正しき道へと 導き給う
主の手に引かれて
いずくへなりとも
御旨のまにまに
御旨のまにまに
日々従い行かなん
たとい死の陰の
谷を行くとも
災い悩みをなど
災い悩みをなど
恐るべき
わが主はわが身と
わが主はわが身と
共にいまして
しもとと杖もて
しもとと杖もて
慰め給う
主の手に引かれて
主の手に引かれて
いずくへなりとも
御旨のまにまに
御旨のまにまに
日々従い行かなん
わが仇(あた)の前に
勝ちの祝いを
わがため設けし
わがため設けし
御力をほめん
主はわが頭(こうべ)に
主はわが頭(こうべ)に
油を注ぎ
またわが杯
またわが杯
溢(あふ)らせ給う
主の手に引かれて
主の手に引かれて
いずくへなりとも
御旨のまにまに
御旨のまにまに
日々従い行かなん
世にある限りは
絶ゆることなく
恵みと憐れみ
恵みと憐れみ
われに伴わん
われは永遠(とこしえ)に
われは永遠(とこしえ)に
主をたたえつつ
御神の御殿(みとの)に
御神の御殿(みとの)に
楽しく住まわん
主の手に引かれて
主の手に引かれて
いずくへなりとも
御旨のまにまに
御旨のまにまに
日々従い行かなん
2020-04-11