神の御顔を仰ぐ
(民数記6:24-26)
「主があなたを祝福し,
あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし,
あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け,
あなたに平安を与えられますように。」
人生の目標とは,なんでしょうか。
その答えは,
次のように言われることがあります。
「わたしたちの人生の目標は
神の栄光を現し,
人生を喜ぶことである。」
それは,神の御顔を仰ぎ見ること
といえるかもしれません。
主の御顔を見るとき,
神の臨在があり,
神の栄光が現れるからです。
そして,私たちは喜びに満たされます。
「主が御顔を照らす」ことの神の目的は,
わたしたちが
イエス・キリストの心を知ることです。
パウロは次のように言います。
(2コリント4:6)
「『光が,やみの中から輝き出よ。』
と言われた神は,
私たちの心を照らし,
キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を
輝かせてくださったのです。」
○
(詩篇80:7)
「万軍の神よ。
私たちをもとに返し,
御顔を照り輝かせてください。
そうすれば,
私たちは救われます。」
はじめは,
神の顔は人の比喩だと思います。
しかし,聖書を読むと,
人が神に似せて造られたことがわかります。
ですから,
人の顔も「神の顔」に
似せて造られています。
もちろん,目に見える,
物質的に似せられているのではありません。
神は霊だからです。
神に会うことは,
わたしたちの人生の目標であり,
日々の生き方の目標です。
賛美歌には,神の「御顔」について,
次ぎの聖歌があります。
「主よわれらを祝し」
(新聖歌58)
「主よ われらを祝し
われらに御顔を示し
安きを賜えや
主よ 御光を照らし
われらを導きませ
豊かな恵みもて
アーメン」
2016-05-24